雨水 〜歩くと春の匂いを感じる季節〜
雨水とは、春の訪れを感じられる季節
雨水は現在、だいたい2月19日頃とされています。
期間としての意味は、2月19日頃~3月5日頃まで。
各地で春一番が吹いたり、地域によってはうぐいすの声が聞こえてくる季節でもあります。
春や夏への準備期間。農業の準備をしたり、するのもこの季節。
立春はこれから暖かくなってくる時期です。まだまだ実感としては春を感じることはできない寒い季節です。それに比べてこの雨水という時期は、春の訪れを実感できる季節とされています。
春も、もうすぐそこまでやってきていると感じるとなんだかウキウキしますね。浮き足立ってしまう季節。
七十二候(しちじゅうにこう)
七十二候とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと。各七十二候の名称は、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっている。中には、「野鶏入水為蜃」(キジが海に入って大ハマグリになる)のような実際にはあり得ない事柄も含まれている。古代中国のものがそのまま使われている二十四節気に対し、七十二候の名称は何度か変更されている。 日本でも、江戸時代に入って渋川春海ら暦学者によって日本の気候風土に合うように改訂され、「本朝七十二候」が作成された。現在では、1874年(明治7年)の「略本暦」に掲載された七十二候が主に使われている。俳句の季語には、中国の七十二候によるものも一部残っている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%8D%81%E4%BA%8C%E5%80%99
初候
土脉潤起(つちのしょう うるおい おこる):雨が降って土が湿り気を含む(日本)
獺祭魚(たつ うおを まつる):獺が捕らえた魚を並べて食べる(中国)
次候
霞始靆(かすみ はじめて たなびく):霞がたなびき始める(日本)
鴻雁来(こうがん きたる):雁が北へ渡って行く(中国)
末候
草木萠動(そうもく めばえ いずる):草木が芽吹き始める(日本)
草木萠動(そうもく きざし うごく):草木が芽吹き始める(中国)
こんな可愛くて美味しそうなお菓子と一緒にいただくお茶はコレ!
お子さんと一緒に美味しく楽しめる、玄米茶がオススメ。
京都利休園の玄米茶は一味違います!
ひな祭りに、ほっこり温まってください。